リウマチ膠原病内科
リウマチ膠原病内科外来につきまして
リウマチ・膠原病内科では主に関節リウマチとその類縁疾患である膠原病を対象に診療を致します。関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎/皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、強皮症、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、ベーチェット病、ウェゲナー肉芽腫症、高安病、リウマチ性多発筋痛症、再発性多発性軟骨炎、反応性関節炎、SAPHO症候群、掌蹠膿庖症性骨関節炎、乾癬性関節炎、更年期関節症などが扱う主な疾患となります。これらの疾患に共通した特徴としては,1)多臓器に病変が起こる,2)女性に好発する,3)慢性の経過をたどる,4)自分の体に対して起こる免疫反応が病気を引き起こす,5)治療に副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬が使われる,と言ったことが挙げられると思います。いずれの疾患も早期に発見し、血液検査やレントゲン検査、MRI検査などを行って正しく診断し、適切な治療を行うことが大切です。膠原病は呼吸器症状や皮膚症状、関節症状、消化器症状などを併発することが多いですから、呼吸器科、皮膚科、整形外科、消化器内科などの他の診療科の先生方と密接に連携し治療を進めていくことも重要になります。
関節リウマチや膠原病の初期症状は、発熱、複数の関節の痛み、皮疹、倦怠感、脱力感などであることが多いですので、これらの症状がある場合には早めにご相談ください。健康診断でリウマチ因子陽性、自己抗体陽性を指摘された場合にも一度ご相談いただくと安心だと思います。診療は主に偶数週の土曜日に漢方外来と併せて行っておりますので、お気軽にご来院ください。
医師紹介
担当医(非常勤医師)
- 第2・4土曜日(漢方外来と併設) 野上 達也