脊椎専門外来
脊椎センター
O-arm撮影中
2024年11月に当院に脊椎センターを開設した和田圭司です。私は東京女子医大整形外科のスタッフとして、24年間診療に当たっていました。その間、他院では治療が難しい、大学病院ならではの難症例を数多く治療してきました。特にO-arm下の脊椎手術を全国に先駆けて導入し、これまでに10年以上の使用経験があります。O-arm下では、脊椎インプラントを短時間で正確に挿入することができ、難症例の手術、再手術例等で特に有用で、手術の低侵襲化にも役立っております。当院では経皮的椎体形成術(BKP、VBS)、内視鏡等の小侵襲手術から、OLIFと経皮的スクリューを用いた低侵襲の脊椎固定術、及び脊柱変形矯正手術、上位頸椎固定術等の難易度の高い手術も行っております。
また学会発表、講演会等の学術活動も積極的に行っており、日々の診療だけでなく、医学の発展にも寄与しています。さらに当院は全国で8カ所しかない、O-armナビゲーション手術の見学、教育施設となっています。
当院では以上のように、質の高い脊椎外科診療を行っています。日常診療でお困りの患者様がいましたらご相談下さい。
東名厚木病院 コラム「O-armでは、どんなことができるのですか?」
O-arm下のOLIF
関節リウマチによる環軸関節亜脱臼に対する、環軸関節固定術
O-arm下最小侵襲頚椎椎弓根スクリュー固定(MICEPS)による頚椎固定術
腰椎後弯変形に対する矯正固定術
医師紹介
常勤医師
和田 圭司(わだ けいじ)
- 大学
- 1998年 島根医科大学卒
- 経歴
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- 1998年4月 東京女子医大整形外科教室入局
- 2003年1月―2006年1月 テキサス大学MDアンダーソン癌センター
- 2011年4月 東京女子医大整形外科講師
- 2014年4月 同医局長
- 2018年1月 同准教授
- 2022年4月 八王子脊椎外科クリニック
- 2022年9月 同院長
- 2024年11月 東名厚木病院 脊椎センター
- 業績
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- 論文:欧文42本 邦文16本
- 著書:2編
- 学会発表;国内50回、海外9回
- 講演会:90回(主に最先端の骨粗鬆症治療、O-arm下脊椎手術等について)
- 学会・講演会座長:18回
(2024年11月現在)