糖尿病・内分泌科
糖尿病・内分泌科では主に糖尿病や生活習慣病(高脂血症、高尿酸血症など)、甲状腺疾患その他ホルモン疾患などを担当しております。
いずれも所謂「不定愁訴」というべきはっきりしない症状、あるいは無自覚のまま経過しやすい疾患ですが、放置すると段々悪くなり、合併症を起こしたり、治療に時間がかかるようになることがある領域です。
その一方、これらの疾患は、血液検査など、あまりご本人に負担のかからない検査で鑑別がつく事が多いですし、治療法が確立されているものも多いので、疑いを持ったらお早めに検査目的にご来院いただくことをお勧めします。
糖尿病のご相談は、直接専門外来を受診して頂いても、総合外来を受診された後、各担当医の外来に通院して頂いても結構です。また短期間の入院で、食事や生活の指導、患者さんに合わせた薬剤の治療が出来るように「プログラム」を組んだ「糖尿病教育入院」を実施しております。
当科の疾患を疑う目安
- 糖尿病
- 自覚症状としては口渇、多尿、夜間尿(夜中にトイレで目がさめる)、体重増加や減少。感染症に罹り易くなるなど。ご家族に糖尿病をお持ちの方は特に要注意です。健診にて尿糖や血糖高値を指摘された方も当科へおかかり下さい。
- 高脂血症
- 瞼の目頭側に黄色っぽい隆起がある方、ご家族に高脂血症がある方、食生活が不規則な方。健診にてコレステロールや中性脂肪が高いと言われた方など。
- 甲状腺疾患
- ホルモンの異常による疾患の場合、動悸、多汗、体重減少、目が出てきた、手が震える、暑がり、寒がり、脱毛、疲れやすい、むくむ、などのうち2つ以上症状がある場合。甲状腺の腫れの疾患では、喉の前面が腫れてくる、しこりを触れる、風邪でもないのに強く痛む、など。
以上の様に、「何となく不調」とお感じな方や、相談しにくいと今まで受診をご遠慮してきた方も、お気軽にご相談下さい。
体制について
当院では、連日糖尿病専門外来を置くようにしており、以前より眼科医との連携体制も充実しております。管理栄養士(食餌療法)や、眼科医(糖尿病合併症検索)との連携もスムーズにお取りできる状況です。
さらに、当院との連携で、プログラムされた、糖尿病教育・コントロール目的入院も実施しております。比較的短期間に指導や治療方針決定ができ、日程についても、極力患者さんのご希望に合わせるよう配慮させて戴いております。
医師紹介
常勤医師
野口 匡子(のぐち まさこ)
- 大学
- 1988年 北里大学医学部卒業
- 略歴
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- 1988年 北里大学医学部 内科学I入局
- 1996年 東海大学医学部腎代謝内科 助手
- 2003年 とうめい厚木クリニック腎代謝内科
- 資格
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- 日本内科学会専門医
- 日本糖尿病学会認定医
- 専門
- 糖尿病、内分泌代謝疾患
堀 賢一郎(ほり けんいちろう)
- 大学
- 2006年 獨協医科大学医学部卒
- 資格
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- 日本内科学会認定 総合内科専門医
- 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
- 日本内分泌学会認定 内分泌専門医
- 専門
- 腎・糖尿病
非常勤医師
- 杉崎 和
- 張 杰
- 酒井 俊輔