疾病統計について

 新しい年度が始まりました。

 南毛利地域包括支援センター センター長の三橋です。本年度もよろしくお願いします。

 令和2年度の疾病統計を市からいただきました。

 疾病統計とは、病気の発生、病気による労働損失などの状況を数字を使って表わしたもので、 疾病全体をみるものや、疾病ごとに件数や世代、業種、原因、死亡者数などが計算されているものまで様々あるそうです。

 今回は、南毛利地区を切り分けられるデータから神奈川県国民健康保険連合会が取り扱った主な疾病ごとの入院・通院費用と市内15地区での位置付けの表を掲載します。

疾病名 入院(円/件) 地区順位 在院日数 通院(円/件)

地区順位

糖尿病 637,534 6 15 38,416 9
高血圧症 635,222 6 15 36,393 4
脂質異常症 623,480 7 14 33,155 4
脳血管疾患 630,649 7 20 38,086 5
心疾患 693,140 9 14 43,386 5
腎不全 709,321 7 18 126,693 2
精神 598,764 4 20 33,152 9
新生物 614,803 10 14 61,537 6
歯肉炎・歯周病 0 3 0 14,912 6

 表を見ると、入院するとこんなにも費用が大きいのか、通院でも腎不全の治療に要する費用はこんなにかかるのかと、やはり金額に目が行ってしまいます。(負担割合を無視しています。)

 南毛利地区の市内全体での位置付けでは、腎不全での通院を除き、大きく目立つものは感じませんが、やはりご自身の体をどう維持していくか、健康寿命をどう伸ばしていくかが大切なことだと思いました。

 このような病気に近付かないようにするためには、どうすればいいか?
 かかりつけのお医者さんや、市の健康づくり課又は包括の保健師・看護師にお尋ねください。

 次回は、令和2年度の医療費統計を医科、歯科に分けて掲載します。