スヌーズレン活動
にじいろの活動の一つを紹介します!
スヌーズレン(Snoezelen)とは、2つのオランダ語“snuffelen”(鼻でクンクン臭いを嗅ぐ)と“doezelen”(ウトウトと居眠りをする)の合成語で、周りの環境を探索する能動的な側面とリラックスした静態的側面を併せ持つ活動です。
1970年代半ばに、オランダの重度知的障害者施設において、レクリエーション活動として始められました。日本でも、重症心身障害児施設を中心にとりいれられています。今日では、年齢や障害の有無を問わず、治療や教育、リラクゼーションとしても広がっています。
スヌーズレンは、一般的に視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を適度に刺激する多重感覚環境の中で、利用者の方と介護者等と環境の3者間の相互作用による活動で、利用者と介護者等の共感を重視し、利用者の主体性を尊重して行われます。
にじいろでも、開設時より少しずつ活動をはじめ、研修などにも参加して、現在では毎月の活動の中に定期的に取りいれています。「どんな感覚が好きなのかな?」といった活動中の利用者さんの方の様子などを観察しながら、一緒にゆったりとした時間を過ごしています。
今年、研修に参加した時に知り合った「有限会社 コスモメディアサービス」様からサンプルとしていただいた「すけるトーン」です。魚や亀のいる海の景色をプリントしてもらい、バブルチューブに貼りました。とても綺麗です、ありがとうございました。