にじいろの記事

令和6年度 報酬改定がありました

2024/07/05

今年、4月と6月に分けて、にじいろの関係する障害福祉とともに、医療と介護の報酬改定(トリプル改定)がありました。にじいろ利用の方には、お便りなどで具体的に変更になる部分はお伝えしていますが、今回のブログでは、改定により今後にじいろが取り組む概要をお伝えしていきたいと思います。

●まずは皆様に支援サービスを提供するために必要となる「個別支援計画」についてです。これは、にじいろを利用するにあたり、どのような関りを望まれるか、お子さま方にどのように育ってほしいかを確認させていただき、にじいろでできることをご本人やご家族と一緒に考え、作っていくものです。これからは、面談週間という形でその機会をしっかりと作っていきたいと思います。また、作成した計画書は相談支援事業所と共有していくこと、にじいろで支援するプログラムなども公表することも行っていきます。

 

●より充実した支援を行うために、「専門的支援実施加算」という関りが新設されました。これは、保育士や療法士などが専門的な視点でお子さま方を評価し、関りや支援を行っていくものです。にじいろでも、今後取り組んでいくことを考えています。        

 

 

●お子さま方が関係する他の事業所などと今まで以上に連携を密にしていきます。支援させていただくお子さま方のことを共有し、支援をすり合わせたり、分担したり するために会議などの機会を設けていく予定です。

 

 

●特に医療的ケアのあるお子さま方や、重症心身障害のあるお子さま方に対して支援が手厚く考えられる改正となって います。今回は、介護職員等による喀痰吸引や栄養注入を行う支援の充実や、入浴費なども公費で賄われるようになりました。

 

 

●ご家族支援を充実させることも改定に加わりました。ご家族との相談が、訪問や事業所だけでの対面に加えて、オンラインによる相談も認められるようになりました。また、にじいろを利用されているお子さまだけではなく、ご兄弟に関するご相談などもお伺いできるようになり、通われているお子さま方の普段の様子を事業所で見学することも可能になりました。

 

ここまで、今回の報酬改定(制度改定)で、変わったところやにじいろが取り組んでいくところを書かせていただきました。全てがすぐに変わるわけではありませんが、一歩づつ取り組んでまいります。