東名厚木病院

神奈川県がん診療連携指定病院

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糖尿病教育入院のご紹介

2019年3月25日

今回は糖尿病患者さんを多くお受け入れしている地域包括病棟から、糖尿病教育入院についてご紹介いたします。

糖尿病教育入院とは、初めて糖尿病と診断された方や治療を受けていてもコントロールが思わしくない方に1~2週間入院していただき、高血糖の原因を調べて治療するとともに、退院後良いコントロールを維持するため患者さん自身に糖尿病を良く知っていただくためのものです。糖尿病は医師任せ、お薬任せではコントロールできない疾患であり、食事・運動など生活習慣を必要に応じて改めたり、起こりうる合併症を知り定期検査を受けたり、お薬の作用を理解して低血糖を防止するなどの自己管理が必要なのです。これらの療養上の必要事項を、私たち看護師や管理栄養士、理学療法士、薬剤師、臨床検査技師が、医師とともにできるだけわかりやすくご説明させていただいております。

ご説明の際には、日本糖尿病協会が開発した『療養指導カードシステム』を用いてできるだけ正しい知識を身に着けていただくよう工夫しています。また、患者さんの課題は千差万別であり、毎週多職種が集まりカンファレンスを行って個別性のあるご説明ができるよう取り組んでいます。さらに、患者さんにとって分かりにくかった、入院から退院にいたる治療・検査・指導などの過程をクリティカルパスという工程表にまとめ、予めご案内できるよう現在作業を行っています。

至らない点もございますが、看護スタッフ一同、よりよい糖尿病療養のお手伝いができればと取り組んでおりますので、是非一度糖尿病教育入院をご検討ください。

教育入院等のご相談は、とうめい厚木クリニック(電話:046-229-3377)糖尿病外来までお気軽にお問合せいただければ幸いです。

地域包括病棟 看護課長 瀬川 千恵

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