糖尿病教室を開催しました
11月16日、東名厚木病院にて2019年度の糖尿病教室が開催されました。今年で4度目を迎えた糖尿病教室は、地域の方々に糖尿病の知識を深めてもらおうという目的で、11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせて開催しています。
14日の朝刊は、世界糖尿病デーのイメージカラーである青で埋め尽くされ、糖尿病に対する人々の関心が年々高まっているように感じます。
今年度の糖尿病教室は「糖尿病とともに健康に生きる」をテーマとし、運動、予防、治療、食事の4つの柱をもとにプログラムを企画しました。
まず「運動」では、リハビリテーション科のスタッフによる「毎日続けられる健康体操」を実施。実際に家でもできる簡単な体操の紹介や、実際に音楽を流して体をうごかすことで、参加された方に楽しんでいただくことができました。
「予防」「治療」では、糖尿病治療に向き合っている患者様のお話や、診療にあたる医師による最新情報に、皆様真剣に耳を傾けていました。
「食事」は、この会のもっとも大きなプログラムでした。コンビニで簡単に調達できる食材を使用し、糖尿病予防・治療に適した献立を当院管理栄養士が考案しました。実際に調理を行った動画を上映することで、調理の様子をより分かりやすく伝えることができたように思います。帰ってすぐに作れるようにとお配りしたレシピは、たいへん御好評をいただきました。
開催前からたくさんのお問い合わせをいただき、当日も多くの方にお集まりいただくことができました。当院にご通院されている患者様からは、この会が糖尿病の知識を深めるきっかけになったというお声をいただき、たいへん嬉しく思います。今年度参加できなかった方も、このブログを読んで糖尿病に関する治療や予防に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
来年もたくさんの方にお会いできることを楽しみにしています。
総務課 溝本 佑介