栄養科
業務理念
『患者さん主体の栄養管理・安全で適切な食事提供』
栄養科では、すべての患者さんへの栄養状態を把握し適切な栄養管理を行い、また給食管理では、疾患ごとの適切な食事提供を心掛けています。
業務内容
1. 栄養管理業務
① 病棟業務
入院患者さんの栄養状態を把握し、栄養補給方法等の栄養管理計画を立案します。
食事を含め、摂取量が低下している患者さんに対し、食事調整や医師への提案を行い、栄養状態の維持または向上に努めています。
② 栄養食事指導
入院患者さんには、入院中の食事について、また退院後の食事のすすめ方や困っていることへのアドバイスを行っています。
外来患者さんとクリニックの患者さんには、在宅での食事のすすめ方や困っていることへのアドバイスを行っています。
③ チーム医療
管理栄養士が参加している主な医療チーム
- 栄養サポートチーム
- 摂食嚥下チーム
- 褥瘡ケアチーム
- 緩和ケアチーム
- DMチーム
- せん妄・認知症ケアチーム
栄養の観点からチームに貢献できるよう協働しています。
2. 給食管理業務
① 食事基準・献立内容の見直し
当院の食事基準は、日本人の食事摂取基準2020、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食分類2021、各種疾患のガイドラインに準拠して作成しています。
② 給食事務・調理
全面委託
委託給食会社;日清医療食品
当院では、「大量調理施設衛生管理マニュアル」に準拠した衛生管理を行い、患者食と職員食を提供しています。
- 患者食
疾患、食事形態、食物アレルギー等に配慮した食事提供に努めています。 - 職員食
職員の健康管理を担うとともに、週2回程度のイベント食を開催し、嗜好にも配慮した食事提供に努めています。
また、月に1回、旬のフレッシュフルーツを使用した献立提供を行い、季節感を味わっていただけるように努めています。
認定ほか(2024年6月時点)
- 日本糖尿病療養指導士認定機構認定 日本糖尿病療養指導士 2名
- 日本臨床栄養代謝学会認定 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 2名
- 日本病態栄養学会認定 病態栄養専門管理栄養士 2名
- 日本病態栄養学会認定 がん病態栄養専門管理栄養士 1名
- 日本病態栄養学会認定 がん病態栄養専門管理栄養士研修指導師 1名