東名厚木病院

神奈川県がん診療連携指定病院

認定

コラム

【ここスゴ!ダビンチ②】 どうやって手術をするの?

①腹腔鏡手術と同じように皮膚に穴を5~6 箇所開け、1 箇所よりカメラ、3 箇所より鉗子やメスを取り付けたアームが挿入され、ロボットとドッキングします。

 

 

 

②外科医が手術台のコンソールに座り、鉗子やメスを操作するためのコントローラーを手に持ちます。外科医の動きは高精度で検出され、ロボットアームへ伝達し、患者の体内に挿入された鉗子やメスを操作します。

 

コンソールで操作をする医師

(上)患者の体内に挿入された鉗子(下)コントローラー

 

 

 

ここがポイント!

Point 1  人間の可動域を超えた鉗子の動き

ダビンチのアームは多関節になっていて、それぞれに鉗子やメスなどが取り付けられています。外科医はコンソールでこれらを操作し、患者さんの体内で必要な処置を行います。

 

 

 

Point 2  最大約30倍の視野

ダビンチ手術システムには高解像度の3Dビジョンシステムが搭載されており、外科医は手術部位を鮮明かつ詳細に見ることができます。

 

 

このように、ロボットアームの微細な動きと3Dビジョンシステムのおかげで、精密な手術が可能となります。

 

③手術が終了すると、手術用具とロボットアームが取り外され、小さな切開口が縫合されます。

ダビンチは医師の技術をサポートする役割を担っており、ロボットが手術をするのではなく、医師がロボットを活用することで、より精度の高い手術を可能にしています。

 

【ここスゴ!ダビンチ③】手術支援ロボットで行う手術の特徴は?>>

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