がん相談支援センター
病気になると、体のこと、気持ちのこと、生活のことなど、さまざまな心配事が出てきます。
そのような心配ごとについて相談する場所が、がん相談支援センターです。
がん相談支援センターでは、患者さんだけでなく、ご家族の方も安心してがん治療に望めるように、一緒に考え、サポートしていきます。
相談内容の秘密は厳守しますので、安心してご相談ください。
相談方法
直接来院していただくか、電話、Eメールでのご相談もお受けしています。
Eメールでのご相談の場合は、お問い合わせフォームをご利用ください。
相談内容の秘密は厳守いたします。
就労支援
がん治療を行っていくにあたり、「仕事は続けられるのか」「職場にどう伝えたらいいのか」「働けないと治療費はどうなるのか」などの不安を感じる方が多いのではないでしょうか。がん相談支援センターでは、そのような不安を抱えている患者さんやご家族の相談に応じています。また、産業保健総合支援センターと契約を結び、必要に応じて専門職(社労士等)の派遣をお願いしています。がん治療と仕事の両立で悩まれている方、新しく職場を探したい方など遠慮なくご相談下さい。ハローワークとも連携を図り、治療と仕事の両立に向けた支援を行います。
妊孕性温存治療について
妊孕性温存治療とは、生殖機能が低下し、または失われるおそれのあるがん治療に際して精子、卵子、卵巣組織を採取し、凍結保存するまでの医療行為、卵子を採取し、受精させ、胚(受精卵)を凍結保存するまでの医療行為のことを指します。
当院では、AYA世代の罹患が比較的多い、乳腺外科の医師とがん相談支援員が中心となって、妊孕性温存に関する相談を受け、適切な医療施設へ紹介しております。がん治療のために妊娠を諦めるのではなく、まずはご相談ください。一緒に考えていきたいと思っています。
神奈川県がん・生殖医療ネットワーク KanaOF-net
がんゲノム医療について
当院では、がんゲノム医療を希望される方は、がんゲノム医療拠点病院へ紹介しております。また、がんゲノム医療についてお知りになりたい方は、下記のリンクをご参照頂くか、がん相談支援員にお声かけください。
国立がん研究センターがん情報サービス
がん相談Q&A
- 身内にがんで亡くなった人がいます。
私も、最近お腹が痛くなることがあるのですが、がんなんでしょうか。不安です。 - 身内で亡くなられた方がいらっしゃると、余計に心配になられると思います。
しかし、症状だけでがんの診断はつけられないので、お近くの医療機関を受診し、検査を受けるようにして下さい。 - 医師から、抗がん剤治療を開始すると言われました。
抗がん剤治療は、費用が高いと聞き、今後の生活が不安です。 - 高額療養費制度があります。
詳しい内容については、ソーシャルワーカーが説明することができます。遠慮なく申しつけ下さい。 - 医師から緩和ケアを受けるように言われました。緩和ケアとは何ですか?
- がんに伴う身体的な苦痛やこころの問題に対して施される治療を緩和ケアといいます。
緩和ケアは様々な辛さを緩和し、その人らしい生活が送れるようにサポートしていく医療です。 - 緩和ケア病棟に入院したいのですが、どうしたらいいですか?
- 当院の緩和ケア病棟へ入院する場合は、まずは緩和ケア外来を受診していただくことになります。
まずは、現在通院されている病院の医療相談員へ相談されてください。
おひさまサロン
東名厚木病院では、2021 年6 月より『おひさまサロン』を開設いたしました。
がん患者さんのためのミニレクチャーを毎月開催。がん医療に携わる専門スタッフが『がん』についての様々な情報をテーマに基づいてお話しします。参加無料・途中入退場自由です。ぜひお気軽にお越し下さい。
*現在、感染拡大防止のため延期中。開催時は、ホームページにてご報告いたします。
がん相談支援センター
TEL:046-229-2552
平日:9:00~16:00(年末年始祝日を除く)
相談室の場所:売店の先1Fの患者総合支援センター内にございます。